今週末、神楽坂で「オカトーーク」第二弾が開催されます。蔵書に苦しむ「蔵書」人たちを「蔵書芸人」と呼び、芸名までつけて、ぼくの司会であれこれ聞きます。ミス古書・野村さんと古ツアさんの新旧古本屋制覇野郎が顔を揃えるのも見どころ。じつはこの会、ぼくがいちばん楽しみにしています。空前絶後、と言っておきましょう。

●日時:2月22日(土)
●時間:11時受付 11時30分開始〜12時40分まで
●場所:日本出版クラブ会館 東京都新宿区袋町6
http://www.shuppan-club.jp/
●参加費:1500円
●参加メンバー:司会/岡崎武志 蔵書の苦しみ芸人/Mr.ミス古書野村宏平)、ふぉっくす舎(根岸哲也)、散歩堂(水野喜之)、ミタカノホンダナ(北條一浩)、石英書房、白鬚亭(磯貝一)、古本屋ツアー・イン・ジャパン(小山力也
書評家・古本ライターの岡崎武志さんを中心に、蔵書の苦しみ芸人が勢揃いする、ブックトーク・バラエティ「オカトーーーク!」2回目の開催となります。「蔵書は苦しみでもあり楽しみでもある」と言う、蔵書芸人の方々に登場していただき、苦しみっぷりをお話していただきます。新年本の福笑いということで、出演者と参加者一同で、笑って泣いて福を招きましょう!
●参加申し込み受付中!
リコシェまでメール送信お願いします
rico-info@ricochet-books.net

昨日はいちにち、家に閉じ込められ、少し本の整理を。あの大雪のなか、夜、朝日の記者が取材で我が家を訪問。駅から電話があり、「もし変えられるなら、日にち変えたほうがいいよ」と言ったが、「いや、行きます」という。タクシー乗り場は長蛇の列のはずで、1時間以上は待つつもりでいたら、わりあいすぐ来た。見ると雪まみれ。歩いてきた、という。その根性におどろいた。話は電子書籍と紙の本について。地下の書庫も撮影して帰る。この書庫に取材が入るのはひさしぶり。足の踏み場もない状態だったのだ。取材を入れるため、本を片付けていると、踏んづけて壊れた本の函、破れた表紙の本など次々出てくる。すさまじい乱暴狼藉だ。
本日午後より、スーパー源氏の古本講座2があったが、中止の報が入る。よかった。明石、大阪、静岡方面からの参加者もいるとかで、いや、ちょっと無理だろうと思っていたのだ。これで本日も家ごもり。イタリアのバンドによるイタリア語のバカラック曲集を聞く。カンツォーネによるバカラック
ビッグイシュー」には大岡信折々のうた』を書いて送付。教育誌の名言名台詞コラムはサトウハチローの「ふたりでみると/すべてのものが/美しくみえる」を。雑司ヶ谷霊園のサトウの墓に刻まれた墓碑銘。