okatake2014-02-08

明け方目覚めることが多くなった。年齢(とし)かしらん。外は雪。
ストーブに薬缶をかけ、しゅんしゅんと湯が沸くのを待つ。ソチ五輪は、ほぼ関心なし。
昨日、書窓展で買ったのは3冊とも「けやき」。吉田健一近代文学論』(垂水書房)がめっぽう安い、と思ったら、函が一部壊れていた。これは、製函自体に問題があること、林哲夫さんのブログで知る。http://sumus.exblog.jp/8341538/ しかし、松田正平(洲之内が愛した画家)の装幀はなんともいえずいいもの。ぼくもまた、木工ボンドで補修。
本日夜8時から、宮崎美子すずらん本屋堂の2時間スペシャルが古本屋特集で、大阪をぼくがガイドしております。大雪のなか、コタツにあたりながら、どうぞご覧ください。
http://www.bs11.jp/entertainment/1681/
本日、4時から、国立「ビブリオ」で、あるイベントが開かれますが、この雪です。予約した方でもご無理なさらないでください。しかし、いちおう挙行します。ドタキャン、まったくだいじょうぶですので、とこの場を借り、お知らせ申し上げます。
その、とんでもない雪のなか、無事イベント終了。7名ほど、駆けつけてくれて、なんとか格好になった。あ、主役はぼくじゃないんです。今回は、プロデュースという感じ。6時過ぎに外へ出たら、もう、まったく雪国の世界。きゅっ、きゅっと雪を踏みしめて歩く。一年の半分がこうじゃ困るけど、なんとなく、雪はいいもんですね。川端康成『雪国』を昨日あたりからちびちびと再読。なんだかヘンテコな話なんだが、やっぱり文章がいい。長い国境のトンネルを抜けるのは、イメージとしては蒸気機関車でないとダメだが、実際は、電気機関車が牽引する客車だったようだ。いいよね、そんなリアリティなんて。
すずらん本屋堂」、見るが、自分がずいぶん太っているのに驚く。NHKで佐藤江梨子さんと出演したときの1・5倍くらい。下の歯が抜けているのも気になる。変なところばかり気になる。しかし、矢野書房さんも駒鳥文庫さんも、若く見えるなあ。最後に「青空書房」さんが別格で紹介されていて、もうこれで視聴者の印象は、青空さんに吸い寄せられたのではないか。でも、よかった。