自転車がパンクしていて、徒歩で国立。「ギンレイ」でフランス映画「タイピスト」見る。1959年フランスが舞台。田舎出の娘が人差し指2本の早撃ちタイプが認められ、秘書に。若き社長の特訓を受け、タイプ選手権に出場。これは、あきらかに「マイ・フェア・レディ」の焼き直し。楽しく見たし、申し分ない出来とも思えるが、なぜ、若き社長がそこまで秘書役というキャパを遠くとおり越して、そこまで「タイプ」合戦に入れあげる理由がわからない。いや、たとえば、親友の妻と昔恋愛関係にあって、あるいは、スポーツにおいていつも二番手、というようや理由が説明されるが、しかし決定的でない。よくできているとは思うが、保留問題があって、△。
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書窓展は重役出勤で、それに見合った買い物。このあと筑摩書房へ赴き、4月から始まる「webちくま」連載の打ち合わせ。いよいよ「堺正章」についての仕事が始まる。半分くらい、この「web」版で連載して、あとは一気に補筆して描き下ろしてで、今年中にかたちにできるよう頑張る。陰ながら見守ってください。
明日、bs11夜8時から、「宮崎美子すずらん本屋堂」2時間「古本屋特集」スペシャルで、東京を三上「ビブリオ堂」延さんが、大阪をぼくが巡ります。