■

昨日、今年最後の「サンデー」本えらび。午前中に『ジョディ、傷つけられた子』という、児童虐待と里親を描いたノンフィクションを書評し（畑違いで難しかった）送付できたので、「五反田」へまず行く。けっこう買いました。五反田はやっぱりおもしろい。200円という縛りをかけても、相当買えるのではないか。
会場で装幀家の真田くんと出会い、昼を日本一うまいと言われるハンバーガーショップで一緒に。今年、幻戯書房の本で、真田くんは非常にいい仕事をした。そんな話やあんな話。けっきょく古本か。
神保町へ移動し、ここでいったん止んだ雨がまた振り始め、コミガレを覗き（ダリオ・マリネッティ本を見つける）、スーパー源氏（古書モール）の岡崎棚に補充。サンデーで本選びし、みなさんに一年の締めくくりの挨拶。
「ギンレイ」へ最終日寄れて、ウディ・アレン「ローマでアモーレ」をゲラゲラ笑いながら見る。ウディ・アレンがひさびさに画面に登場。シャワーを浴びながらだと、超絶の美声を発する葬儀屋を、シャワーを浴びる装置を舞台に上げて、オペラを歌わせるという発想がすごい。珍妙なシチューエーションにゲラゲラだ。
磯前順一『ザ・タイガース』集英社新書を読み始める。資料の収集力がすごい。上京前、西成のアパートでメンバー全員が合宿生活をしていた、とは知らなかった。しかも、この時代をみな懐かしみ、楽しかったという。