古本屋ツアー・イン・ジャパン・ツアー・イン・ヨコハマ

昨日「ギンレイ」で「愛さえあれば」(2012年 デンマーク映画)を見る。以下、同映画館発信の解説より。
「監督: スサンネ・ビア
出演: ピアース・ブロスナン、トリーネ・ディアホルム、セバスチャン・イェセン
乳がんの治療が終わったと思ったら夫の浮気現場に遭遇してしまうイーダ。愛妻の死からいつまでも立ち直れないフィリップ。そんな傷心の二人が偶然にも運命の出会いを果たす… 傷ついたからこそ見えてくる真実をユーモラスに綴った大人のラブ・ロマンス! 」
抗がん剤投与でスキンレスの頭に、金髪のかつらをかぶったヒロイン、という設定が珍しい。イタリアの切り立った断崖に、入り江、果樹園のなかに建つ洋館など、ちょっと天国的風景が続く。
神保町経由、「八波」で、海外へ行ってしまう(数ヶ月)つん堂くん主催の忘年会。お酒解禁の塩山さんも、新幹線シンデレラの時間までおつきあいくださる。「en-taxi」編集長Tさんが、つん堂くんと「シュウカツ」ともだちで、遠慮ないことばを投げあっていた。Tさんから、牧野伊三夫展告知ハガキと、牧野さんの絵葉書セットをもらう。これは行こうと思っている。連載「ここが私の東京」は、この牧野さんの絵でずいぶん助けられている。
二次会で、あれ、名前忘れちゃった、ビルの二階のカウンターバーへ。マッカランを飲む。ピンク・フロイド「原子心母」のLPが店内に流れる。読売の文芸記者・鵜飼さんが現れ、しばらく現代文学談議。いくつか意見がぴったり合い、すっかり気持ちよくなり、ちょっと飲み過ぎ。駐輪所にとめた自転車を置いて、最寄り駅から家までタクシーで帰還。ふらふらだった。
小沢信男『捨身なひと』晶文社が届く。これも中川六平さんの形見本。「捨身の」ではなく「捨身な」とあるのがミソ。「素敵な」とも読めてしまう。花田清輝中野重治長谷川四郎菅原克己、辻征夫(辻は二点しんにょう)と、名前が並ぶのは小沢さんならでは。装幀は平野甲賀さん。晶文社らしい本が出ると、うれしくなってしまう。
先日、古ツア・トークでもオハナシしたが、以下のようなことをやります。古ツアさんと一緒に「ツアー」したい方、ご参加ください。要項を古ツアさんブログからコピペしておきます。
無事、定員が埋まったとのことです。応募してくださった方、ありがとうございました。