今日は、スーパー源氏へ。山本善行が一泊で、古本屋講座をするため上京してきている。昼頃着くというので、顔を出し、少しだけ話をする。明日も講座があり、それが終わると、とんぼ帰りという忙しさ。
ぼくはコミガレ等で少しだけ仕入れをして、両国へ。今日は、「緑壱」さんへ行って、本当によかった。知ってる方、知らない方が途切れなく、岡崎武志展へ来てくれて、いろいろ話をさせてもらった。一人、ゴロゴロのキャリーカートを引っ張った男性が見えて、どこかで見た方だが、どなただったかと話しているうち、それが唐津古書店「西海洞」増本くんだとわかった。長崎で、頭の先から爪先までお世話になった恩人。その恩人を忘れるなんて。ちょうどギャラリーに持ち込んで、展示に使っている古いボストンバッグも、増本くんが送ってくれたものだ。絵も二枚買ってくれて、面目を果たす。ある歌手のライブを見るため、わざわざ上京したそうで、そのタイトなスケジュールのなか、無理して「緑壱」に寄ってくれたのだ。こういう再会があったこと、リコシェ柳ケ瀬さんと、「緑壱」ご夫妻のおかげだ。人と人の出逢いが、その火種が時間が経過しても途切れず、あるところで、またぼうっと点火する。抱きつきたくなるぐらい、うれしい西海じゃなかった、再会だった。そのほか、次々にありがたい訪問客があって、今日は本当に行ってよかった。ぼくの写真の先生、木村衣有子さんも某新聞社勤務のだんなさんと来てくれた。いま、ある仕事に取り組んでいて、取材中だという。おもしろそう。
また、展示を増やし、古本を追加しました。一度いらっしゃった方でも楽しめる展示になっていると思います。スタートとはずいぶん違う。
それから、先日ここに書いた、高校時代の友人で仏門に入ったという彼から、メールが届く。これには驚いた。仲介した、同じ高校の友人が知らせてくれたようだ。ぼくの大阪での結婚パーティには来てくれて、それでももう、20年が経過している。いろんなことがあったなあ。
明日は雑司ヶ谷で、林哲夫・多田進トークを聞いたあと、また「緑壱」に顔を出す予定。4時ぐらいになるでしょうか。よかったら、「みちくさ市」のついで(というには距離があるが)にお寄りください。雑司ヶ谷から地下鉄で東新宿。ここで都営大江戸線に乗り換え「両国」が便利。40分ぐらいか。けっこうかかるな。