12月5日より、国立の民家ギャラリー「ビブリオ」で、フォークシンガーでイラストレーターで、いま作陶に専心するシバこと三橋乙揶さんの作陶展「青い空の日」があります。八王子在住で、地元の土を使って作陶するそうです。7日は会場でのライブもあり。シバさんは、京都の弟の店「ディラン・セカンド」でライブをしていただいたことがあり、そのとき、御挨拶させてもらった。ぼくのなかでは、「ガロ」そして、永島慎二「若者たち」の登場人物のモデルになった人。
https://www.facebook.com/events/346897995454209/
明日、16日は両国「緑壱」へ顔を出すつもりです。1時半までには、なんとか行きたいと思っています。
さいわい、雨も降らぬようで、お時間があれば、両国へお出かけください。「清澄白河」から「森下」近辺にできた古本屋の絵地図を、来てくださった方に配っております。これを持って、東京の東側さんぽもいいかもしれない。一度いらした方も、展示が増えていますので、会期中にまたどうぞ。
24日のトークも受付中。終わってから、打ち上げもあります。なぜ、そんなことになったのか、ギターを持っていくことになった。
ようやく「ビッグイシュー」連載原稿を送付。前から考えていた、丸谷才一『笹まくら』を取り上げる。うまく書けただろうか。

東京堂、12月8日トークの概要案内文が通崎さんより送られてきました。PDFの添付がわかららないのでコピペで。すいません。近々に、「東京堂書店」HPに案内等が掲載される予定です。


講談社『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』刊行記念
通崎睦美×岡崎武志 「演奏付き」トークイベント開催!!


『木琴デイズ』に見る昭和の風景



明治・大正はおろか、昭和まで「遠い日々」となった現在、「レトロな昭和」への憧
憬が高まっている。そんな中、上梓された『木琴デイズ』は、昭和の懐かしい音色へ
の郷愁を誘う書物。かつて小学校の音楽教育の現場で欠かせない楽器だった木琴。あ
の懐かしくもかわいらしい音色はいずこへ消えたのか?
『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』(344P/1900円)を上梓した著者の
通崎睦美と書評家の岡崎武志が、「平岡養一の木琴人生と昭和」をテーマに語り尽く
す。
『木琴デイズ』は、1907年生まれの世界的な木琴奏者・平岡養一の73年にわたる波瀾
万丈の人生を、自身、マリンバ・木琴奏者である著者が音楽家の視点で綴った本格評
伝。
平岡は慶應義塾大学を卒業し、1930年に単身渡米。翌31年からNBC放送の毎朝15分の
番組にレギュラー出演する。その放送は41年12月8日の真珠湾攻撃の日まで10年9か月
の間続き、「全米の少年少女は『ヒラオカの木琴』で目を覚ます」といわれた。
日米交換船で帰国。戦中は、「音楽挺身隊員」の一員として、戦後は、NHKの紅白音楽試合
(歌合戦の前身)に出演するなど国民的音楽家として、縦横無尽の活躍を見せる。
イベントでは、戦前・戦中・戦後の昭和を疾走した平岡養一とその愛器をめぐる数奇
なエピソードの数々を紹介しながら、昭和の子である著者の通崎睦美と書評家の岡崎
武志が、「昭和の風景」について語り合う。ちなみに通崎は京都の「天使突抜一丁
目」育ち。岡崎も大学生活を京都で送っており、「京都ばなし」への展開が期待できる。<岡崎武志プロフィール>
1957年大阪生まれ。フリーライター。書評を中心に各紙誌に執筆。昨今の古本ブーム
を牽引する存在。著書に『文庫本雑学ノート』『古本でお散歩』『昭和三十年代の匂
い』『古本道入門』『上京する文学』など多数。最近刊に『蔵書の苦しみ』(光文社
新書)がある。<通崎睦美プロフィール>
1967年京都市生まれ。マリンバ奏者。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。
2005年、平岡養一の愛器と楽譜一式を譲り受け、木琴奏者としても活動をはじめる。
また、2000年頃よりアンティーク着物の着こなしが話題となり、
コレクションやライフスタイルが様々なメディアで紹介されている。
CDに『M×ピアソラ』(ewcc0005)『1935』(ALCD9071)、著書に『天使突抜一丁目〜着物と自転車と』(淡交社)他。