これから準備してK'sシネマへ。「書くことの重さ」上映後、稲塚監督とトーク
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そのあと、神保町へ。jpic読書アドバイザー講座で古本の話を。さいきん、ドラマのなかに古本屋が登場するケースが多いが、「刑事のまなざし」「天国の恋」と、なぜか連続して万引きのネタ、というあたりから入るか。
昨日は「週刊現代」書評、戸田学上岡龍太郎話芸一代』を送る。「読書人」で書いたばっかりなので、ネタが重ならないよう紹介するのに苦労する。しかし、もっとどんどん紹介したい本であった。戸田学さんに上方笑芸能の未来を託したい。
午後、「サンデー」。充実した選書ができて満足。「パレ・アリス」で、読売の記者Fさんと打ち合わせ。金沢支局時代、北陸の芭蕉の旅路跡を訪ねて旅し、それを記事にした、と。古本屋さんについてもくわしい。「本のソムリエ」というコーナーに原稿依頼されたのだが、なにを選ぶか相談。
少し時間が空いたので古本まつり開催中の神保町へ。もうとっぷり日が暮れ、灯りがともるころだが、すごい人出。ぼくは「コミガレ」で三冊と、ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズ、後期4冊を拾う。なかなかないんだ、このあたり。
見聞を広めるため、舗道に出た古本屋台を流して歩くと、某所で「岡崎さん」と声をかけられる。見ると、「ささま」にいたOくんだ。人出が足りなく、駆り出された由。
このあと西荻へ流れ、夜は有志で「戎」で飲む。改札出たところで、平松洋子さんとばったり。本の紹介をしたお礼を丁寧に言われる。薄い黒のコートを着て、平松さん、かっこいい。「音羽館」で例によってのたくっていると、ここでも知り合いに会う。まあ、会うよな。ドトールへ行ったら、また知り合い。神保町と西荻では悪いことはできません。