okatake2013-09-30

古書現世・向井くんが、音羽館と『西荻窪の古本屋さん』について、同業から見た感想を書いている。これは、ぼくら外部から見たのでは、そうは書けない深いところに手が届く内容。明日から穴八幡の「青空古本市」が始まる。ちょっと天気が心配ですね。
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昨日は、ほとんどベッドでごろごろ。ずっと本を読んでいた。体力を放出せず、20冊近く、あれこれ手を出す乱脈読書。放浪「トミー」書房さんのトークを、だから欠席。ごめんなさい、約束していたのに。でも盛況だったよう。
「コショコショ市」会場で、面識のある中央公論新社編集者の方から、新刊、小林秀雄『読書について』をいただいて、これはアイデアだと思う。小林秀雄の作物から、「読書」を中心に、文章、批評について書いた文章を集める。ちょっと小ぶりのハンディサイズ。普通、文庫で実現するアイデア、なんでしょうが、単行本、しかもハードカバーにしたところがおもしろい。
それでまた小林秀雄を読んだり。小林の書いた「実朝」がぼくは好きで、あわてて吉本隆明『実朝』を引っ張り出してきたり。そうか、『金槐和歌集』を、ぼくは持っていないのか。旧岩波古典文学大系版なら、コミガレで3冊500円で買える。
今日はいちにち、仕事。がんばろう。
午前中に「ビッグイシュー」、ロバート・B・パーカー『誘拐』の紹介原稿、送付。午後、ようやく「芸術新聞社」のウェブページ連載「井伏鱒二(三)」を送る。虚脱。