okatake2013-09-19

朝、早起きして、途中まで書いた「古通」連載を仕上げて送付。千葉県市川の古本さんぽで取り上げたのは「春花堂」。ほかに中川六平さんと荷風のことを書いた。こういうことを書ける媒体があるのはありがたい。
「BOOK5」9号が「古書目録探求」特集で、平閉じ増ページでさらに中身が充実。とにかく読み捨てるページがない。自分が寄稿した雑誌が送られてきても、こんなに熱心に読むことはない。おお、ネギさんに林さん、それに久保田くんも書いてるぞ。用事が重なって行けなかった「薔薇十字社外伝」のトークショー採録がありがたい。りぶる・りべろさんの経歴はぼんやりと知っていたが、その濃密な過去にびっくり。内堀さんの知識とうまい進行で、がつがつ読める。途中から加わった扶桑書房・東原さんから、亡くなった天誠書林・和久田さんの名前が出てきて、「このへんにいた人は呪いのように古本屋になっていく」の内堀さんの発言に爆笑する。『定本三島由紀夫書誌』の話題なんだが、この本のカード作成から校了まで尽力したのが黒田夏子。つまり最年長芥川賞作家だ。「図書新聞」始め、書評三紙が非常に力があった(広告を打つと効果あり)こととか、「幻影城島崎博の名など、ぎゅうぎゅう詰まったトークショーだ。
次号の特集予告は「本と腰痛」だって! 目のつけどころが、なんというか、ユウセンくん、すごい。