暑さの戻った東京。昨日、着地できなかった「サンデー」10本原稿、今朝早起きしてなんとかまとめる。「いちおし」は新潮社編『私の本棚』。
すぐさま外出。高円寺・西部「ブック&A」を覗く。浩仁堂さんが、もともと安い値がついていたのを、再登板で値下げしている。
神保町経由、竹橋「国立近代美術館」。竹内栖鳳展。時間がないので、ざっと見る。屏風絵が多い。動物をずいぶん描いているんだな。象まで!
常設展も駆け足で。松本竣介『Y市の橋』でやっぱり立ち止る。
サンデーで本選びをし、中央線途上、荻窪「ささま」、西荻「なずな屋」「音羽館」に立ち寄る。「ささま」では、外では買わず、中で二冊という、ぼくとしては珍しい買い方。なんとレジに、古本屋になるためワセダを中退したフジタくんがいる。「え、いつから?」「三週間ぐらいになりますか」。「じぇじぇじぇ」とは言わなかったが、古本界の早稲田大学と言われる「ささま」に入るなんて、いい身の振り方だ。
東京本関連が充実している「ささま」では、磯村英一『とうきょう心得帳』525円、『思い出の写真集 東京昔と今』1050円。
音羽館」で、できたばかりの広瀬くんの新刊見本を見せてもらう。『西荻窪の古本屋さん』でしたっけ。うまく作ってある。さすがだ。
西友」でジム・ビームをひと瓶。車中はスペンサーシリーズ。