okatake2013-08-15

昨日は夜、新宿・紀伊国屋サザンシアター「柳家喬太郎独演会」へ、お呼ばれで聴かせてもらう。西荻音羽館」で買った三冊は、ぼくが売った本だった。「くくく、これ、岡崎さんの本ですよ」と広瀬くん。でも、いい本なんだよなあ。「赤レンガ」で、お茶しながら、広瀬くんと古本雑談。
「独演会」では、受付に『古本道場』を作ってくれた、今はフリーのYさんがいる。いやあ、ひさしぶり、と喋っていると、すぐ後ろに元朝日のSさん。知り合いのサンドイッチになったのだった。Sさんにもぎられて、新刊『落語こてんコテン』(筑摩書房)をいただいて(あとで見たらサイン入り)客席へ。そのあいだにも数人知り合いに会う。出版をキネンして開かれたこの会のチケットは早々とソールドアウトとなったようで、喬太郎人気の強さを知る。トリでこの日三席目の喬太郎師は、「宮戸川」を、通しで最後までやる。そうか、だから「宮戸川」なんだ。熱演に拍手なりやまぬ。打ち上げに誘われていたが、失礼して帰還。
今日は終戦記念日。そんな日に、「サンデー」編集部へフライングで出かけることになった。電車はいつもより空いている。それでもスーツ姿のビジネスマンが見受けられる。ごくろうさまです。電車のなかでは三浦哲郎『木馬の騎手』新潮文庫司修装幀。函入り元本も装幀は司修。いや、どちらもいい本です。