締め切りがあるのに、こんなことを書いたら怒られるかもしれないが、ごめんなさいと最初にあやまっておこう。大人の休日パス、最終の回を使って山形へ。初めてと思ったら、帰宅して妻に話したら、「むかし、行ったじゃない、一緒に」と言われる。あ、あれね。そうか。
開店すぐの「香澄堂」へまず見参。ご主人と話をする。ええ、東京にいらしたんだ。リターン組で地元で古本屋をオープン。香澄堂は、もと喫茶店の店舗を改装。いい店だ。買いやすい値段。よく整理された本棚。五冊ほど買った。古ツアさんの話もする。空海の杖、みたいな。
「紙月堂(かみつきどう)」というブックカフェを教えられるが、この日はお休み。ざんねん。外観の写真だけパチリ。
仙山線で仙台へ。山また山のローカル線。向いに座った、東京から来たという年輩者も「大人の休日」組。門仲のもと「酒屋」さん。江戸っ子ですよ。そしたら、人身事故で「陸前落合」で一時間ストップ。それからものろのろ。仙台で、宮城県美術館で「ゴッホ」を見ようと思ってたが、断念。
いろいろあったな。これから、夜通し、仕事をします。約束します。でも、ちょっと眠たい。だめだよ、寝ちゃあ。
「大人の休日」パスは、ほんとうに素敵。みんな、早く50歳になりなさい。
けっきょく眠ってしまった。これから朝までがんばります。すいません。
なんとか、「エンタク」連載、庄野潤三編を着地させる。25枚近く書いて、まだ身体に痒いところが残っているような感じ。未熟を痛感する。しかし、まとまった庄野潤三論は初めて。掲載が楽しみである。