灯台映画ということで、李相日監督「悪人」を見る。これは現代の日本映画の水準を示す、いい作品。同じ監督の「フラガール」が、ぼくはダメで、どうかと思ったが、能面のような妻夫木くん、地方都市で孤独に疲れ切った深津絵里、ともに存在感を示した。やっぱり灯台のシーンがよかったですね。妻夫木くんが金髪で、深津絵里が赤いセーターを着ていたでしょう。真っ白な灯台をバックに、これしかないという色ですよ。
原作脚本の吉田修一には「灯台」という短編もある。
三鷹上々堂」へ補充、精算してきました。ご近所の方は、ぜひ寄ってみてください。今月は売上げもほんの少しよかった。
とにかく、書評用の本を食べ放題みたいに読みまくっている。