また5時前に目覚めてしまった。あきらめて起きる。
昨夜、もつ鍋のおいしかった店は「どいちゃん」でした。丸に「ど」の字が目印。店内はけっこう広く、入口近くに席を取ると、奥にいる店員に注文のために呼ぶ声がなかなか届かないのが難点。昨日もらった小山清植草甚一(ともに、初のちくま文庫入り)に、透明なフィルムのカバーをかける。
『看板物語』は、これまでちくま文庫を含め5、6冊は買っていると思うが、ちゃんと読むのは初めてかもしれない。「気まぐれ美術館」という美術館があるのですね。ささめやゆきの絵はいいです。名前もいい。旅がしたくなる本ですね。
春を大急ぎで運んでくる、おそろしい勢いの南風が吹きっぱなし。小学校の運動場の土と埃を巻き上げていた。掃除したてのサッシの窓に埃の渦を躍らせているにちがいない。
今日はいちにちじゅう、この歌があたまのなかで鳴っていたなあ。

出かけるとき、春のポストに若い人からのうれしい手紙が入っていた。それをもって出て、電車で読む。そうか、そうか、みんながんばっているんだな。「ギンレイ」で「リンカーン弁護士」。タイトルから、まったく内容が想像できなかったが、そういう話か。最後まで主人公役の俳優に親しみが持てず。
飯田橋「ブ」で買った、野坂・長部『超過激対談』が激しくおもしろい。
かえり、高円寺下車。好書会へ。途中、これから出勤の魚雷くんと遭遇。帰り際にはユーセンくんと遭遇。「サンデー」でSさんとユーセンくんの話をしたところだったので、「おお!」と声が出る。