okatake2013-01-27

思い出したこと。先週金曜、jpicの講座の打ち合わせを、と言われ、じゃあお昼でもご一緒に、とメールしたら、どこか行かれたい店はと聞くので、いいチャンスと、前々から洋食の名店と聞いていた、小学館地下の「七條」を指定。開店少し前に行ったら、もう長蛇の列。いちばん前にjpicの担当二人が陣取りしていてくれて、海老フライのついたランチを食べる。これは旨かった。席を温めるひまもなく、待っている客にテーブルを譲る。
夜は竹橋パレスビル内の「パレ・アリス」で「サン毎」宴会。これは、ぼくのたっての希望で実現。「パレ・アリス」という店名を頼りにすると、たどりつけないような、なんというか黄昏が似合う店なのだ。地方の駅ビル内にある喫茶・レストランの風情。旅情を感じるため、ここでときどき昼下がり、珈琲を飲む。
この日は給料日とあって、近隣の塩辛いサラリーマンが続々と押し寄せる。なんだかひどく安い店で、しかも昭和40年代テイストの内装が妙に落ちつくのだ。この店に似合わない、かっこ良くてクールな栗原裕一郎氏が、妙にテンションが高く、気焔を上げていたのはそのせいか。
「サン毎」の「いちおし」は寺島靖国『JAZZ偏愛主義』。「あとがき」を読むと、なんと、寺島さん、「サンデー毎日」の愛読者ではないか。これはこれは。