日刊ゲンダイ」連載終了がひと月延びた。
文庫解説を頼まれ、藤本義一「生きいそぎの記」などを読む。
午後高円寺。「ワンダーランド」展。300円の本多し。300円三冊と、500円の本一冊。500円円の本は白石かずこ『わたしの天気予報』というエッセイ集。めずらしいんでないかい。
門前仲町へ移動。小津関連さんぽを楽しみながら深川へ。夕方から「ティアラこうとう」で、12組のフォーク歌手たちが歌う「江東フォーク」を聴きにいく。それまで、あまり時間がない。大急ぎで移動、移動。「しまぶっく」さん中心に、周辺で新しくできた古本屋をチェック、チェック。
小津がらみで「古通」にこれは書く。
五つの赤い風船始め、小室等杉田二郎中川五郎、猫、なぎら健壱などが続々登場。あ、大塚まさじさんも。一人三曲であわただしいが、とにかくみな個性的で、楽しめた。これ、感想をちゃんと書くと際限なく長くなるのでやめておく。「雲遊天下」の五十嵐くんがいい席を取ってくれて、悠々と見られた。ありがとう。その五十嵐くん、ロビーで「雲遊天下」のバックナンバーを並べて売り子をやっていた。ぼく、休憩が入るたびに五十嵐くんに喋りに行って、呆れられたんじゃないかな。