いま、日本でいちばん面白い番組(じつにテレビ的)だと思っている、テレ東の「ローカル路線バスの旅」13弾を先日、満を持してみたが、シリーズ中でも傑作の部類。新宿から新潟万代橋まで、新幹線を使えば2時間のところを3泊4日で、路線バスだけを乗りつなぎ旅をする。例によって蛭子さんがいい味。今回、一日を残すのみで、旅程は半分ぐらいしか消化していない。最終バスの時間が地方は早く、9割9分断念かと思われたが、最後の最後に粘って無事到着。いやあ、スリリングでした。
今日は、昼、家族で立川シネコンにて「レ・ミゼラブル」を観る。
http://youtu.be/cl9gni_N_hk
その前、予約券を買って、家族とは席で時間に待ち合わせ、一人、「ブ」で時間をつぶし、プロントでお茶をしようと入ったら、いきなりカウンター内でガチャンとものの割れる音がして、女性店員がしきりに携帯で応援を頼んでいる。こちらは見向きもしない。しばらく待っても、客を放り出したままの状態で、カチンときて「おい、こっちの注文、先にしてくれるか」と言って初めて気づいた。女性店員の手から血が流れている。どうやら、床に落としたコップを拾うとき切ったらしい。床を見ると、血が。「あらあ、これは大変だ。だいじょうぶ」と間抜けな声を出す。カウンターにペーパーがないか探すがない。その後、応援に階下へ降りて来た男性店員とまたやりとり。
いろんなことが目の前で起きるもんだなあ。
私の履歴書井伏鱒二」(日経ビジネス文庫)を読んでいて、大正期に井伏が通い、なんと今でもある洋食屋「吉田牧舎」へ行きたくなる。開催中のビッグボックス古本市にからめて、行こうかしらん。