okatake2012-11-13

昨日、西荻こけし屋」で角田光代さんと対談。角田さんともひさしぶり。これは「赤旗」掲載で、『上京する文學』を中心に、角田さんの作家生活も語られている。読める人は読んでください。角田さん、マラソンに出場し、そこで某紙から一般人としてインタビューされたそうだ。「作家なんですけど、いいですか」と言いかけて止めたというのがおもしろい。しかし、粗忽な某紙記者だなあ。
音羽館」へ寄って、デュアメル+尾崎喜八『わが庭の寓話』を買う。ちくま文庫版は持っているが、そうか、元本はこういうのか。函が痛んでいるから安かったが、持った感じといい、これはいい本だ。
届いた「サンデー毎日」今週号。書評ページに松田友泉くんのマンガ評登場。雲田はるこ『昭和元禄 落語心中』を取り上げているが、データもちゃんと拾って、これは堂々たるマンガ評である。そのほか、ナンダロウくん、ガケ書房のうめのくんなど、知っている人ばかりの「サンデー」書評欄であります。
ミクシィともだち「にとべさん」が紹介していた、こんなの。おもしろいねえ。

「ただいま読書中」の今週分、配信中です。今回より、読書日記はやめ、「富士正晴と上京しなかった文学者たち」というタイトルで、連載を始めます。「茨木市中央図書館」で講演した内容を、なるべく書き留めておきたいと思って書き始めました。うまく期限内に着地するでしょうか。お楽しみに。なお、こちらの都合で内容変更となるため、以下のかたちで、引き続きご購読の方には、最終月の購読料は無料になるとのことです。ご迷惑をおかけしました。

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岡崎武志のただいま読書中!」につきまして、
前回号でもお知らせさせて頂きましたが、
執筆者の都合により12月25日(火)の配信を持ちまして、
配信を終了させて頂くこととなりました。

つきましては、この後の定期購読の課金につきまして、
11月24日を最終引き落し日として、25日以降は引き落としを停止いたします。
なお、11月25日時点で引き続きご登録いただいているお客様に関しましては、
最終号の12月25日まで無料でメルマガをお届けいたします。

いちにち仕事。
「古書通信」連載、青梅多摩書房の巻をなんとか午後早く送付。
午後、「ビッグイシュー」は、松村雄策『苺畑の午前五時』河出文庫を書評し、送付。
夜、さきほど、「高校教育」の「名言・名セリフ」、白洲正子『遊鬼』に紹介された福原麟太郎のエピソードを。
関西出張のため、前倒しの原稿をたぶん直前までやることになると思う。

この度は、ご購読頂きながら、
終了の運びとなり誠に申し訳ありません。


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