雨中、某所へ。三上「ビブリア堂」延さん取材。でも、半分くらい、ぼくが喋っていたなあ。ネタになれば、と思い、おせっかいをした。互いに互いの本にサインを入れるという変な光景で締める。
国立まで戻ってきて、こちらは「びぶりお」(民家画廊)を覗く。11月13日まで「關敏小品展」が開かれている。http://d.hatena.ne.jp/banka-an/20121022十松くんとあれこれ情報交換。来年一月、また「びぶりお」で古本市をやるつもりだが、今度は5組ぐらいでやりたい。もと「音羽館」の山崎くんはどうだろう。「海ねこ」さんにも声をかけたい。「ゆず虎嘯」は、と候補が上がる。どうですか、みなさん。5組でやれば、場所代は一日、一組あたり3000円負担。場所はゆったり取れますよ。ご希望の方は、また声をかけてください。12月半ばには告知しないと。
「増田書店」にて、「日刊ゲンダイ」書評本を物色。いとうせいこうみうらじゅん『見仏記ガイドブック』(角川書店)に決めて買う。「波」と「図書」をもらう。
西行き3日が、けっこうキツかったらしく、二日たって、どっと疲れが降りてきた。ぼろ雑巾のような気分。
まだまだ気の抜けないスケジュールだ。
井上靖『あした来る人』を、メモを取りながら読み始める。

「ただいま読書中」の新しい回、配信中です。
http://www.webdoku.jp/premium/merumaga/page/okazaki.html
現在のような日誌形式による読書日記は、今回をもって終わります。連載自体も今年いっぱいで終了します。すべてはぼくの側の問題で、どうしても両立できなくなりました。途中、何度か、挫折しそうになり、レギュラーの追い込みのときなど、精神的に参ってしまいました。あぶなかったです。読者も増えず(西荻ブックマーク、マーレでの聴衆数より少ない)、その方もストレスになり、ネットで有料で配信することの難しさを改めて知りました。ずっと並走してくれた、本の雑誌の宮里くんにも多大な迷惑をかけることになりました。
登録して半年間、有料で読んでいただいた方には、一人ひとりお礼を言いたい気分です。これからは、週一回、何かテーマを考えて読書エッセイを年内、発信する予定です。
これからは、こちらのブログに、元通り、戻ってくることになりそうです。これは一つの挫折ですので(けっこう傷ついています)、あれこれ言わず、静かに見守ってくださるとありがたい。