okatake2012-04-28

富士吉田のトークでお世話になった「ナノリウム」中植さんが、富士吉田の月江寺という町で古本屋を始める。その仕入れ、リサーチもかねて東京へ来るというので、高円寺で待ち合わせ。西部の即売会へ案内する。昼食をとって西荻へ。このあと、約束があるとおっしゃるので、「音羽館」と、もう一つ「にわとり文庫」へ。借りた店舗が5、6坪と狭いというので、「にわとり文庫」さんが参考になる、と思ったのだ。「にわとり文庫」では、できあがったばかりの第十号目録をもらう。いや、びっしりと、児童書からSF推理まで、よく集めたものだなあ。
「それいゆ」で休憩。それいゆも満席。中植さん、東京の人の多いのに驚く。ぼくなりに、これまでの経験を踏まえてアドバイス。アイデアを出す。「盛林堂」へも寄る。もとS社営業コンビ女子がいた。
ほんとは、この日午後から「一箱古本市」を覗くつもりだったが、まったく電池切れで、すごすごと帰宅。中植さんと喋っていても、途中から声が出にくくなってきた。理由はわかっているが、ひどい疲れで、電車に乗っても、まず空いている席を探す。
帰宅したら著者の阿部直美さんからていねいな手紙つきで、『おべんとうの時間(2)』翼の王国ブックス、が届いていた。うれしい。1が出たとき、「スタンバイ!」で紹介させてもらったのだが、そのことを喜んでくださったとのことだ。読むのが楽しみ。
今年一月に途中から見て、感激したドキュメント「▼カルテットという名の青春 −太郎、マドカ、真理子、大と歩いた1371日−」の再放送が、BS朝日であると知り、斎戒沐浴する気分でTVの前に座り、じっくり見る。ジュピター・カルテット・ジャパンの、いっそうのファンになったし、これはすばらしいドキュメントでありました。