昨日は、「古通」締め切りぎりぎりなので、あわてて午後、外出。中野からバスで「江古田」へ。「銀のさじ書店」を取材。そうか、「たらの芽」「熊の木」などと同じ山脈の店なんだ。丸山猛と自由フォーラム。リブロ人脈。これで一冊、本が書けそうだが、小田光雄さんの方が適任だ。
江古田「ブ」の充実度に目をみはる。東中野、早稲田通り店より、なお先鋭、という感じがした。これで一冊、本が書けそうだが、後略。日芸の校舎とキャンパスが、変貌して、とんでもないことになっていた。そのわりに、駅周辺にはレトロな町並みや建物が残る。江古田はおもしろい。二十代で独身なら、ほんと、一年交替ぐらいで、あちこちに住みたい。そんな雑誌企画、ないかしらん。
朝、早起きして、「古通」原稿を書いて送る。今日はもう一本、大物あり。
宇野亜喜良カバー、原田康子『挽歌』新潮文庫をやっと「銀のさじ」で見つけて買った。裏カバーまで絵がある。国立「ブ」で、井上靖を二冊。どちらも、中年男と歳の差娘の恋愛もの。つまり「挽歌」の流れで買う。ちょいと、いま書いている原稿に役立てよう。