okatake2012-04-11

小椋佳「春の雨はやさしいはずなのに」

左ききの拳銃」は、ポール・ニューマン主演の西部劇。午後BS。訳ありの流れ者ビリーが、牛追いの一団に拾われる。銃を持たない主義のボスは、聖書を読む静かな男で、ビリーはたちまち惹かれる。しかし、ボスは丸腰のまま、牛目当ての保安官を含む四人に殺された。一宿一飯以上の恩義を感じたビリーは、復讐に燃える。酒場で洒落者の男を見て「パット・ギャレット」とビリーが言う。あ、なんだ、ビリーはビリー・ザ・キッドじゃないか。気が付くのが遅すぎるんだなあ。若いポール・ニューマンが水を浴びた花のように生き生きとしている。
ディスク・ユニオンから荷物が届く。なにか注文したかしらん、となかを開けると、著名イラストレーターによる描き下ろし「集めたくなる栞」企画の案内と、特製栞ファイルが入っていた。栞6枚入り。宇野亜喜良あり。手塚治虫フェアもあるそうで、「デ」がこの春、いろいろと仕掛けています。
竹久夢二美術館学芸員の石川桂子さんより『竹久夢二「デザイン」 モダンガールの宝箱』(講談社)をいただいた。オールカラーで、夢二のデザインワークを図版と解説で紹介する。きれいな本です。