okatake2012-02-15

教育誌の名言を取り上げるコラムで、板倉鞆音訳のケストナーの一行を引いて、ケストナーのことをいろいろ調べていたら、胸が熱くなってきた。
南佳孝の名曲「プールサイド」。埋め込みはできないので、アクセスしてみてください。「わたしなら誰のものにもなりませんからねと」とプールで泳ぐ女性がかっこいい。
http://youtu.be/nwLDBhfQa3c
「ブ」のセールで安く買った、ユーミンそしてもう一度夢見るだろう」を聴きながら、二本原稿を仕上げる。やっぱり、午前中のほうが集中するみたい。『ご家庭にあった本』は3月15日ごろ刊行予定です。こういう詰め詰めのとき、何か大きな失敗をしでかしそうで怖い。長い間、出ていなかった大学の授業に出ようと思ったら、校舎がわからない。事務員みたいな女性に案内してもらい、教室へそおっと身をかがめて入っていくという夢を見た。不安なとき、駅や学校の夢を見るらしい。
ネット配信ラジオhttp://www.febe.jp/podcast/sinkanradio2から、『古本道入門』についての出演依頼があった。こんなのがあるんですね。世の中、知らないことばかりだ。謝礼は「お車代程度」とあるが、「お車代」って幾らだっけ。それでも、少しでも知られるならと引き受ける。
午後、古通の連載原稿を仕上げ送付。大阪「駒鳥文庫」と、東京「業平駅前書店」を取り上げる。P−VineBOOKsから『フェンダー大名鑑』という大きく、きれいなカラーの本をいただいています。
http://www.amazon.co.jp/フェンダー大名鑑-1946-1970-写真でたどるヴィンテージ・ギターとアート・ワーク-マーティン・ケリー/dp/4906700098
幻戯書房からは、南木佳士さんの自選短篇集『熊出没注意』を。退潮する文芸の分野で、いまどき、こんな、ある意味ぜいたくな本が出せるとは。本作りのうまさといい、幻戯書房、やるもんだなあ。ぼくは南木さんの仕事をこれまで読んでいないが、これは読んでみよう、という気にさせられる。装幀は間村俊一さん。さすがに、もう、間村さんの装幀は見ればわかる。カバーに「月映」から絵をもってきている。
こんなの、本当にもらっちゃっていいのかな、という二冊です。