okatake2012-01-19

昨日はNHK「週刊ブックレビュー」の録り。放送は1月21日(土)朝6時半から。23日深夜、27日昼12時からと再放送があるようです。
ご一緒したのは、久間十義さん、20代の俳人・神野紗希さん。特集は立川談四楼さんが師匠の談志を語る。司会は藤沢周さんと柘植恵水アナ。楽しい収録でした。これまで、ぼくは何度出させていただいたか、7、8回か、あるいはもっとか。たいてい三番目の席で、今回も三番目に座るものと、勝手に決めていましたが、初めて一番目の席(いちばん左)で、緊張してしまいました。久間さんが、自分で舟木一夫など青春歌謡と日活青春歌謡映画に関するブログを起ちあげて、ずっと原稿を書いておられると聞いてびっくり。「新潮45」編集部がそれに目をつけ、連載が始まるそうです。意外ですねえ。神野さんは同じ市内在住者と知り、おどろく。「どこかですれちがってるかもしれませんね」と言われ、可能性は大いにあると思う。
夜、9時ごろに寝たら、変な時間に目覚め、あとずっと起きて読書。読みかけだった佐藤忠良の自伝『つぶれた帽子』中公文庫を、ガシガシと線を引きながら読む。名著なり。カバーデザインは間村俊一さん。鴎外を、カバーの変った新版の新潮文庫を買いなおして読んでいる。新装カバーは引地渉さん。ね、いいでしょう。
今朝はTBS。終わって「ギンレイ」で一本、「シャンハイ」を見る。日米戦前夜の上海を舞台にした、豪華なキャストのサスペンス映画。この時代以前の上海へ行きたかった。
http://shanghai.gaga.ne.jp/site/
帰り西荻下車し、「音羽館」で預かってもらっていた忘れ物の傘を受取り、「なずな屋」で澄ちゃんとあれこれ話。