紅屋さんのびっくり解説

昨年末、いつも金曜日の夕方、近所をチャルメラを吹いて流してくる老人の豆腐屋が回ってきた。急に豆腐が食べたくなり、器を持って外へ飛び出し、木綿を二丁と油揚げ三枚を買う。こういうかたちで、豆腐を買うのは初めて。
さっそく、木綿を冷や奴、油揚げはトースターで焼いてネギとかつおぶしをちらして醤油をかけたのを用意し、ビールを飲む。これがうまいのなんのって。以来、夕食前、あるいは晩酌に、冷やっこと油揚げが定番となる。ちょっと大人になった気分だ。
今日はテレビでいちにち、落語および演芸をえんえん観ていた。寄席へ行きたくなった。
先日、当ブログで、「ブ」買取の低さを愚痴り、書肆紅屋さんに解説を仰いだところ、びっくりの細かいていねいな解説をしてくれている。いま、ブックオフで新書が一冊書けるのは、紅屋さんしかいない。ちなみに、買取が低いと感じたのは連雀通りの「ブ」であります。册数で割れば、一冊20円以下。単行本や文庫は、出て半年以内の新刊もけっこう混じっていたから、一割買取りなんて、夢のまた夢。
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