昨日は、家族で「OKストアー」へ買い出し。ついでに大きめの段ボール箱一つ分のマンガ、トートバック二つ分の単行本を某「ブ」へ売る。これが失敗。前もここへ持ち込んで、あまりに買取額が安いため、止めたことがある。今回は、もう面倒だから売ったが、1300円余とは、音羽館へは持ち込めない、新刊や文庫が二袋あるのに、これはひどい。懲りた。立川栄の方が高く買うという印象。マニュアルでしょう、と言うが、どうも店によって違う気がする。これは書肆紅屋さんの解説を仰ぎたい。
日本古書通信」新年号、ぼくの連載「昨日も今日も古本さんぽ」(15)は武蔵小山の「九翟書房」さん。黒湯の温泉銭湯「清水湯」とともに紹介。また、行きたいな。その裏側ページ「古本屋大陸」にいわきの古本屋「古書文楽」さん死去の報が伝えられている。書き手は同じ「福島」の古書じゃんがら堂さんで、ネット販売専門みたいだ。文楽さんは、リアイア組で50歳を前に古本屋(店売り)を始めた。それが10年足らずで亡くなられたという。ほんと、50代は危ないんだよ。文章の最後の最後、店の片付けをしている最中、残った什器や本棚に、このまま「誰か古本屋をやってくれる人がいればいいんですけどね」と、文楽さんの弟さんの声に、「私、やりましょうか」と、じゃんがら堂さんが言ったというのだ。感動的な話だ。開店したら行きたいと思って検索したら、うーん、車ならいいが、電車で行くと、けっこう不便そうな場所だな。「古ツア」さんのレポートを待つか。