okatake2011-10-08

「秋も一箱古本市」本日開催。11時から16時。天気もよく、よかったですね。詳細はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/seishubu/

河出文庫から山口瞳『人生作法入門』をいただいてます。「谷保」をずっと「やほ」と読んでいたが、こないだ「やぼろじ」を紹介したとき、あれ?「やぼ?」と思ったが、山口瞳のこの本にも「谷保」に「やぼ」とルビが振ってある。
光文社古典新訳文庫もずっといただいています。ロダーリ『羊飼いの指輪』は、三つの結末を読者が選ぶ短編集とか。
文春文庫からはスティーブン・キングの『不眠症(上下)』を。「サンデー毎日」で短く紹介したばかりだ。この秋、仕事の合間に、なんてじゃなくて、温泉地でごろちゃらしながら、ひたすら読みたいような本。高峰秀子『いっぴきの虫』は文庫で復刊。解説の斎藤明美さんが、ずっと高峰本を書いていて、その動きによるものでしょう。東山魁夷浜田庄司木村伊兵衛市川崑、森重久彌、「二十四の瞳」の子役たちが登場。映画のなかのコトやん役の少女は、実生活で母親を亡くし、高峰の紹介で、アメリカの夫婦にもらわれていったとのことです。
長谷川晶一『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』白夜書房は、1954年から3年間で消えたパリーグ幻の「最弱球団」の物語。あの佐々木信也プロ野球ニュース)が在籍したんですね。おお、スタルヒンもいた。半世紀も前のこと、取材や資料集めは困難だったと思うが、密度の濃い仕事になっています。ぼく好みの本。装幀は平野甲賀さん。

土曜朝の番組「にじいろジーン」。ぐっさん、「貨幣価値」という漢字が読めず「しへい?」と紙をアシスタントのベッキーに見せて「かへい」と教えられる。「貨幣」が読めないのか、ぐっさん。