松岡正剛『外は、良寛。』をちょっとアマゾンで引いてみたら、すべて中古品。5829円が最低で、6000円台がけっこう多く、ウン万台もけっこうあって、いちばん高いのは4万8000円。しかも条件は「開き癖有。1994年・2刷。帯付。折有二枚。」。署名入りってことでもなく、なかに現金4万円が挟んであるということでもなさそうだ。どこからこういう値がつくのか。不思議です。早稲田青空で、帯なし、全体に少し汚れ、ヤケはあるものの、なかはきれいで、ぼくのなかではB評価で800円で買えた。ちくま学芸文庫入りしたら、どうなるんだろう。
「考える人」秋号は「特集 考える料理」。表紙は夕食準備中の川上弘美さん。ぞくっとするほどセクシー、だと思ったのですが、食べてみたいですね、川上さんの作った料理。高山なおみさんが、武田百合子犬が星見た』をたどる旅の連載が始まっています。