今年も「ブックスひろしま」の一箱古本市が11月5日に、横川駅で開催されるようです。続けることが大事。がんばってほしいですね。」
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山野勝『江戸と東京の坂』(日本文芸社)、湊かなえ『境遇』(双葉社)をいただいてます。前者は日本坂道学会会長による、坂道ガイドの決定版。江戸古地図との対称があり、江戸の坂をたどれる仕掛けあり。港さんの新作は、いきなりドラマ化が決っていて、その原作として書き下ろされたものらしい。
もう一冊が、いつも送ってくださっているミーツ・リージョナル別冊、「千葉の本 2」。いつもながら、視点とアイデアが斬新で、見せる写真とレイアウト設計など、この手の本では抜けた仕上がりになっています。おお、古ツアさんが二ページもらって、古本ツアー・イン・チバを敢行している。市川真間の「春花堂」はまだあるのか。ぼくが行ったのは十五、六年前、ひょっとしたらもっと前で、入ると奥が広がっている不思議な印象の店で、失礼ながら、長く続かないのではと思っていたので、今度、行ってみよう。写真が小さいのは仕方ないが、二ページではもったいない。どうです、いっそ一冊丸ごと「古本ツアー・イン・ジャパン」で行きませんか、ミーツさん。飲食に強い木村衣有子さんなどの、その地域の飲食紹介を散りばめて。あ、某出版社で企画出し中でした。余計なこと、すいません。
ワセダ青空ほか、古本市炸裂中だが、動けません。
辻本力くんからメール。少し中断したが、「生活考察」第三号を出すめどがついての原稿依頼だ。ぼくも連載を持っており、しばらく連絡もなかったので、ひょっとしたら、力尽きたかな、と思っていたが、着々と手を打っていたようです。個人で雑誌を出すこと、経済面を含め、いかに大変か、少しはわかっているつもり。がんばってもらいたい。がんばってもらいたい人がまわりにたくさんいて、健気に日々を送っている姿を知ると、自分もがんばらねば、と思うのでした。