岡満男『この百年の女たち ジャーナリズム女性史』新潮新書が届く。アマゾンから注文。あんまり状態よくない、みたいな感じのことが書かれていたが、選書だし、読めればけっこうと包みを開けたら、きれいですよ。ブックオフへじゅうぶん売れるぐらい。北村兼子もほんのちょっと出てきます。
奥歯がないため、熱いものを食べたら、保護されていない舌の横っ腹をよく火傷する。あとで痛くなって、気付くのだ。ことばを発すると痛い。きょういちにち、ほとんど喋らず。困るのは知り合いと会ったり、電話に出ること。「いま、舌を火傷していて」と言うこと自体が痛い。一週間ぐらいは続くので、もし、ぼくの応接が変だったら、そう思ってください。
受贈書等、紹介できていません。すいません。
こないだ、西荻・盛林堂で買った、出久根達郎さんの長編小説『かわうその祭り』角川文庫は、古紙蒐集家がマボロシの映画フィルムを見つけたところから、旧満州帝国映画と昭和史の裏面史にまで発展し、傑作の予感がある。2005年元本は朝日新聞出版、2009年に角川文庫に収録されたが、これは「ビッグイシュー」向けにいい、と思って読み始めて、いちおう「本をさがす」でチェック入れたら、もう品切れ入手不可になっていた。ちょっと品切れにするのが早いような気がする。