らもさん、いい。

昨日、青柳いづみこさんコンサート楽しみに、いろいろ調整していたのに、ついに行けなかった。ざんねん。柳宗悦展も招待券があったのに終わっちゃった。仕方ないが、たぶんちゃんとうまく時間を集中して使えば、どれも行けたはずなんだが、重苦しい気分だ。
来月末、数年前に呼ばれていった富士吉田「ナノリウム」Nさんが、中川五郎さんをライブで来てもらうので、その後、二人でトークをしてほしいとのご依頼。引き受ける。中島らも『異人伝』を何の気なしに読んでたら、高校時代、らもさんが中川イサト中川五郎が司会するフォーク番組(ラジオ)にギターを抱えて出演して歌った、との記述を発見。中津川フォークジャンボリーへも行っている。学生がステージを占拠し、吉田拓郎が商業主義と結託しけしからんと言う。らもさんは、「(レコードを出して金を稼ぐことなんて)当たり前やん。ほな、どうせえっちゅうねん」と思ったという。このとき19歳だったというが、らもさん、さすがである。じつは、いま60以上の人で、この狭いフォーク主義に凝り固まっている人が多い。チューリップ、なんて言うと頭から湯気を出す。いいグループですよ、チューリップ。らもさんは、けっきょく中津川は「ただのフォークショー」と批判。あれ、これ語りの本だが、いい本だぞ。

週刊現代」からひさしぶりに書評依頼。川上弘美さんデビュー作「神様」の2011年バージョン。楽しみ。
先日、西ブクの打ち上げで、石田千さんが、あ、今夜だ、NHK「ラジオ深夜便」で、4回連続でエッセイを読むと聞いていたが、こちらにもお鉢が回ってきた。ぼくは「古本」。やりますよ、もちろん。
夜、家内と「OKストア」へ買い物。いつもそうだが、買い過ぎ。段ボール一箱と、買い物袋がパンパン。映画「人間の証明」を見る。ドラマもじつは「ゲオ」で借りて見ているのだ。ちょうど、昼食たべるとき、CSで「俺たちの勲章」をやっていて、見たら、松本が舞台。あ、松本だ! と喜んで見た。脚本はひどい。
前も貼付けたかもしれないが、鈴木茂「ソバカスの少女」を。