あれえ、九月ももう残り二週間を切ったか。急がないと。
ネットでは買わないというのを自慢みたいに言いながら、大久保利謙『日本近代史学事始め?一歴史家の回想』 (岩波新書)がマケプレで1円なので注文してしまう。吉野作造の「明治文化」について、山口昌男の著作、参照にしたいが、いったいどこを掘れば出てくるか。山のようになった蔵書の前でためいきだ。ネットで検索していたら、林哲夫さんのブログで、ドンピシャの回を見つける。さすが、である。
「ブ」で500円CD半額セールで、5枚ほど買う。いま聴いているのはスメタナ四重奏団のベートーヴェン。これ、丸谷さんの新作を読んだ影響ですね。エルヴィス・コステロがやはり四重奏団をバックに歌った変なのも買った。
これから月末にかけて、一日いちにちを大事にして生きていく。その先へつながるために。真面目だなあ、ぼくって。
今朝、また鉄道の夢。これは「鉄」っちゃんというより、ぼくの場合、不安の現れなり。待っていたホームより、先の場所に電車が入ってくる。あわてて走る。乗り込むも、行き先が合っているか自信がない。持ってる鉄道のキップが七、八枚あり、かんじんの特急券が見当たらない。途中、車両交換で見知らぬ駅で降ろされ、右往左往しているうち、電車が出てしまう。いったいここはどこか、途方に暮れるというもの。
忙しくなったり、不安なことがあったりすると、夢に鉄道か学校が出てくるのだ。緊張を強いる点で共通する。
秋雨のなか、仕事をしております。熱いコーヒーを久し振りにいれて、二杯飲んだ。秋は好きです。ひさしぶりに「ぼんち揚げ」を口にしたら、あんまり旨くて、ひと袋たべそうになった。あぶないなあ。