近代詩を世に広める活動をつづけるピッポさんから8月イベントの案内が届きました。こちらからどうぞ。
http://pippo-t.jp/newpage33.html
「あった、あった。」は、山中恒おれがあいつであいつがおれで』を。「転校生」の原作。原作は小六を映画では中三に置き換えて、尾道を舞台にした。来週前半まではのっぴきならぬ状況が。それが終わればすぐ、「古通」連載取材のため、世田谷線に乗ってこようと思っています。
浜(難しい字のほう)田研吾さんから、交通新聞社新書からの新刊、『鉄道公安官と呼ばれた男たち』をいただきました。調べ魔らしい、周到な資料の逍遥と取材により、あんこが詰まった本になっている。畑違いのようで、ちゃんとハマダくんの視点(ロッパ、夢声登場)が入っている。さすがです。ぼくなら一生かかるような仕事だ。そうか、ハマダくん交野市生まれか。ぼくの故郷の隣りの市ですよ。今度、そんな話をしたい。いや、したことあったが、忘れてるかも。年ですねえ。
ビッグイシュー」は佐野洋子『シズコさん』を。こんなの読んじゃうと、文章、書けなくなります。解説は内田春菊。『シズコさん』のなかに、それとわかるかたちでエピソードとして出てくる。佐野は、私生児を生んだ内田のライブに子どもの靴をプレゼントに持って現れて、その箱のなかに「あんたをいじめる人がいたら、私が怒ってあげるからね」と手紙が入っていたという。泣かせます。