さっき、新宿から帰還。
午前に伊集院静『なぎさホテル』小学館の書評を送り、外出。昼、神保町で、毎日「神保町ガイド」の対談が、中華料理店であり出向いたら、塩山さんが昨晩、突如、倒れられて入院したという。対談は中止。ただ無事を祈るしかない。
サンデー毎日へ移動。いつもの仕事をするが、眠気が何度も波状で襲って、体ががくがくと揺れる。なんとか、こなして、上の階へ上がり、魚雷君をさそってお茶。ちくま文庫に収録される魚雷くんの本を解説することになり、いろいろと確認することもあったのだ。
また神保町へ戻り、コミガレ、タテキンを見てたら、ぼくを世に出してくれた編集者の一人、もとダイヤモンド社のNさんにばったり。「ぶらじる」で中国留学話を聞く。今夜の川本さんとの東京堂トークイベントの準備のため、今度は一人でドトールに入り、話の流れを再確認。本番は、川本さんがじつに周到な準備と読みを用意してくださっていたので、ぼくは余計なことはなるべく言わず、聞き手に徹する(徹したつもり)。随所に、さすが川本さん、とうなる読みが披瀝され、ぼくは、佐藤泰志を何も読んでこなかったのじゃないか、という気になった。
にぎやかに打ち上げがあり、店を出たところで、小学館Mさんと、久世朋子さんに誘われ、新宿へ移動。某バーで終電をにらみながら飲む。いわゆる文壇、業界バーで、伝説のあの人この人を見かける。いやあ、濃い人脈で、たじたじとなる。帰りの中央線の混雑は殺人的であった。
明日は早起きしよう。午後からは「みちくさ」。もう、なにがなんだか、わからなくなってきた。