しばらく中村真一郎を推していく、ついてくるかい?

中村真一郎『雲のゆき来』講談社文芸文庫がアマゾン経由で届いた。きれいなものだ。これで350円。連日、寝床で中村の『四季』を少しずつ読んでいるが、まだ歯車がかちっと噛み合ない。これで本当におもしろくなるのだろうか。楽しみだ。「ちい散歩」が一駅散歩で、東急世田谷線を歩いてて、そうだ、「古通」で次は世田谷線を散歩しようと、いろいろ計画を練っていたら、『雲のゆき来』が届いたのだ。解説(鈴木貞美、おそろしく長い)を読んでいたら、作家が家の近所にある豪徳寺を訪ねて、春光院の墓を詣でるところから始まる、とある。で、読んだらその通り。これはうまい具合にシンクロしたもんだ。世田谷線と『雲のゆき来』をくっつけて、原稿を書こう。まあ、来月の話ですが。今月は、神戸、長野、長岡について書いた。
今日は朝から、光文社新書メルマガの連載「蔵書の苦しみ」第10回と格闘。だいたい毎回20枚を目標にしていて、どうにか半分書いた。台風接近による湿気が、安物のビニール合羽を身につけているようにまとわりつく。
いよいよ、今週末23日、「みちくさ市」。段ボールで二つ分、さっき送った。雨、だいじょうぶみたい、ですね。それより、今週はゴールまで、めちゃくちゃ過密な週になってしまいました。まあ、なんとかなるんだけどね。けっきょく。なんとかする、その中身が大変だ。
夜、守口高校一年七組同級生、「つま恋」Aエリア友の白石から電話。「テレビ、見たでぇ」と。「極める!」出演するも、あまりの反応のなさに、いったい、見てた人はいるのかと心配になったが、これでひと安心。持つべきは友である。しかもいい友。そういえば、「笑っていいとも!」が、今年いっぱいか来年で終わるって話があった。もう20年以上見てないから、ぜんぜんいいけどね。清水ミチコが出てる頃でしょうか、見てたのは。
深夜、ようやく「蔵書の苦しみ」今月分を送付。こんなんでいいんでしょうか。書評用、伊集院静『なぎさホテル』、水割りとビールをちゃんぽんに読み始める。へべれけだあ。台風でも締め切りでも、どんと来いだ。いろいろ受贈書、雑誌など紹介できていません、すいません、反省しています。