あれれ、ざんねん。こんな速報が。
「第145回直木賞池井戸潤さんの「下町ロケット」が選ばれた。芥川賞は該当作なしとなった。」
芥川賞該当作はひさしぶりのことなり。
のち詳細が。そうか、ひさしぶり、ってことでもないか。
http://career.oricon.co.jp/news/89476/full/
朝、TBS終え、飯田橋ドトール漱石『明暗』を読んで時間を過ごし、「ギンレイ」で「ソウル・キッチン」を観る。映画はコメディで、楽しんだが、全体に演出がゆるく、もっとおもしろくなったろう、と思える箇所がいくつも。仮出所で門限のある兄なんて、もっと門限をギャグに使えただろう。名シェフが乗り込んできて、メニューが見違えるところも、もっと食べ物をちゃんと映したほうがよかった。
昼は神楽坂上の小料理屋で、文藝春秋社のMさんとひさしぶりの対面。コース料理をいただきながら四方山話とちょっとした打ち合わせ。できたばかりの『弔辞 劇的な人生を送る言葉』文春新書をいただく。これは帰りの電車ですぐ読んじゃった。タモリから赤塚不二夫へ、勝新太郎から石原裕次郎へ、倍賞千恵子から渥美清へ等々、親愛の情のこもった弔辞を集める。Mさんとも、前時代の、濃い人間関係について、なんともすごいもんだと語り合う。
ビールを二杯飲んで、サンデー毎日へ移動。いちにち早く、役目を果たす。魚雷くんの顔を見ていこうと思ったが、もう元気がなかった。夕暮れの空に、白く丸い大きな月がすでにかかっている。
冷蔵庫、いよいよダメになり、買い替えることに。車も新車に買い替えたし、厳しい時期にものいりが続く。