忘れていた締め切り、時事通信書評、アヴィ・スタインバーグ『刑務所図書館の人びと』柏書房を、なんとか読み終え(500ページ!)、これからかからなくちゃ。そういえば、と思い出したのが、映画「ショーシャンクの空へ」。ティム・ロビンスが所内で就いたのが図書係。荒れていたこの部署を、彼が再生させ、6年手紙を書いて予算をとりつける。そのとき、本と一緒に送られてきたのが、「フィガロの結婚」のレコード。彼は、これを所内に響き渡らせる。囚人たちが、みな、空を見上げ、この聖なる音楽に圧倒されるのはいいシーンでした。

さきごろ「yomyom」から依頼があったのは座談会。今日、「読書人」から(ええっ、ほんと、という方との)対談の依頼が。「本の雑誌」の魚雷くん対談以来、書く仕事以外の商売繁昌なり。
「あった、あった。」は石上三登志『SF映画の冒険』新潮文庫。1978年のSF映画について。これは、昨晩、Hさんの送別会で、ポテサラから『未知との遭遇』の話になったことから、ヒントを得た。そのことは書けなかったが。教育誌のコラム名言は吉本・糸井『悪人正機』から。『刑務所図書館の人びと』の書評もいま、書いて送った。月曜日はどうしても忙しい。これからまた外出。