今日はあたたかかった。昼過ぎ神保町。某局で古本ネタの仕事、その打ち合わせ。中野書房さんを訪ねて、あれこれ話をディレクターと聞く。今年、大正100年、だそうな。中野さんに、いまいち盛り上げにかけて、岡崎さん、何かやってくださいと言われる。言われて初めて気付いたぐらいで、何も思い浮かばない。
荻窪「ささま」の均一が、ようやく、古本日和になってきて、これまで寒かったからねえ。しかし、今日は会う人ごとに「地震、本はだいじょうぶでした」と聞かれた。今週「サンデー毎日」に庄野至さんインタビュー掲載されています。今日は古本、20冊ぐらい買った。
国立の駅前が高架を含む再開発で、「ディスク・ユニオン」がもうすぐ閉店。今日、うぐいすと黄色の値札の商品半額になっていたが、もうすでに、棚はガタガタで、半額商品のいいのは残っていない。しまったなあ。ただ、半額セールにまともに食い込むと、すぐ20枚ぐらいは死にものぐるいで買うのは必定で、もう聞くヒマもないのだ。すでにストックは一杯だし、かえって、間に合わなくてよかったかもしれない。ほどほど、がいい。
DVDで、コロンボ「別れのワイン」を、もう5回目くらいかな、見る。シリーズ屈指の傑作の一本。じつに洒落ている。あ、そうそう、ギンレイでひさしぶりに映画を一本見たのでした。ブルガリア映画で、カメン・カレフ監督「ソフィアの夜明け」。最初の30分くらい、てんでバラバラに話が始まり、いったいこの先、どうなるのかと思っていたら、ある時点で思いがけなくつながっていく。団地みたいな住居で暮らす閉塞感、部屋をシェアして済む主人公など、生活感がうまく出ていました。無理想無解決で、後味は悪くない。

ダイアナ・クラークが歌うバカラックであります。