おくのほそ道

okatake2011-03-29

4月2日(土)、向島「鳩の街商店街」で「ふるほん日和」という古本市が開かれます。
http://furuhonbiyori.seesaa.net/
ビッグイシュー」で取り上げるホン、なかなか決まらなくて、連日報道される東日本大震災の被災状況の地図を見ていたら、芭蕉「おくのほそ道」のことを書こうと思い立つ。塩竈から松島、と今回、津波の被害のあった場所を、元禄に芭蕉が歩いている。「奥の細道」のテキストは無数にあるが、角川ソフィア文庫が懇切丁寧な初心者向けのガイドでこれがいい。今朝、CSチャンネル銀河で2000年放送の「奥の細道を行く」という番組の再放送をしていて、まさしく取り上げるべき「松島」の回。旅人は日比野克彦。日比野は、アンテナのついた初期携帯を持っていて、すでにメール機能を駆使している。
こういう季節ですね。松任谷由実「経る時」

午後、中野新橋。「猫額洞」さんの取材。中野新橋からバス通りを南下、セブンイレブンの角を左折、「古本とうがらし」を少し覗き、その先を右折して南下というコースを前来たときも近道として取ったが、途中にある古い公団住宅が消えて更地になっていた。「猫額洞」のオープンから現在まで、映画「私は猫ストーカー」の舞台となったことなど、聞く。ダンナさん、奥の部屋でパイプをくわえてかっこいい。もとロックミュージシャンだそうだ。そんな感じだ。
杉田さんと、猫額洞がある昭和のテイストの商店街について話していたら、帰り際に西新宿五丁目、神田川にかかる相生橋から十二社通りへ続く「けやき通り商店街」を教えられる。ここは、さらに「昭和」の商店街だとか。こんど、行ってみよう。
帰りは新中野まで歩く。途中、名もない、盛り上がったいい坂があった。途中、広い都営住宅がここも空き地に、子どもたちが遊んでいた。「ブ」でケニー・バレルを一枚。「世界ふれあい街歩き イタリア」DVDが1000円で出てたのでこいつも買う。