塩山御大とお茶

本のイベント斬り込み隊長の南陀楼綾繁さんが、今週末開かれる「相生の里」でのイベント「あいおい古本市」を告知しています。ぼくも27日(日)の古本屋さんのトークへ行きたいと思っています。門前仲町から歩こうかな。

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光文社新書メルマガに「蔵書の苦しみ」第6話がアップされています。今回は地震の話。
 >> http://www.kobunsha.com/special/sinsyo/member/serial/

朝、早起きしてサン毎、田家秀樹インタビュー原稿送付。午前に外出。「大人の休日」のカード、残高なくなったみたいで、このところ券売機でキップを買っている。行き帰りの電車では、辻邦生のパリ滞在日記『冬の霧立ちて』を読む。備忘録というより、思索の日記。古いパリから新しいパリへ。コピー機が町中に増殖する現象を書いている。1980年のことなり。野見山暁治登場。
仕事終えて、神保町さんぽ。コミガレ前で塩山御大発見。「ぶらじる」へ誘って半時間ほど閑談。なんだか、塩山さんと喋りたかったのだ。大地震の日、塩山さんは事務所に泊まり。すると都内某所から2時間以上かけて、娘さんが歩いて訪ねてきたそうだ。東京タワーが見られてよかった、とか。いい話じゃないか。コーヒ代、おごられちゃった。もうしわけない。コミガレ、タテキンともに不漁。裏神保町に昨年10月オープンした「古書 たなごころ」を取材。あら、RBで働いていた女性じゃないですか。ミステリ、SFがじゅうじつ。
『女子の古本屋』増補章のための取材。昨日は三鷹台「B-RABBITS」を取材。店に近づいたら、誰かがこっちに手を振っている。なんだ、越川さんだ。吉祥寺の映画を撮影中とか。奇遇なり。「B-RABBITS」さんは、じつにじつに元気な女性でした。西荻まで歩き、「音羽館」広瀬くん、木村カナと「物豆奇」でお茶。
中野「ブロードウェイ」へ久し振り(4、5年ぶり)に出かけ、女子の古本屋を取材するつもりだったが、改装中でダメだった。アポを取らなかったこっちが悪い。で、4階まで魔窟を探検したが、いやあ、あそこ、なんか変な電波が出てますね。ぼくはひどく疲れてしまった。魚雷くんは、ブロードウェイを満喫するらしい。若いなあ。しかし、古本はけっこう思ったよりおもしろい。元気なとき、また行こう。
今日は、「趣味展」で川田絢音詩集『朝のカフェ』が買えたのはよかったが、あと200円の文庫と、一寸淋しい。うろついたあげく、内藤ルネのイラストが入った、昭和37年「女学生の友」のフロク(ハイセンス・ノート三冊)未使用未開封を500円で買う。なんという買い物か。帰り、中央線、止まる。