停電

いよいよ今週末から「ブックマークナゴヤ」が始まります。がんばれ青木! 
http://www.bookmark-ngy.com/リブロ名古屋店では恒例の「古本市」開催。ぼくも古本を送りました。お近くのかたはぜひおこしください。
西荻ブックマークは予定通り、決行。
西荻ブックマークvol.50
『古本屋ツアー・イン・ジャパン』がやって来る!
3/19(土)atビリヤード山崎
開場/16:30 開演/17:00
料金/1500円・予約制
お申し込み http://nishiogi-bookmark.org/
連絡先 古書音羽館03-5382-1587

9時少し前、停電が解除。2時間近く、すべての電気が止まる。早めに家族で夕食を済ます。真っ暗ななか、ローソクをつけ、時を過ごす。外へ出たら、月明かりが煌々として、かえって外のほうが明るい。見上げるとオリオン、こんなに星を拝める日はめったにない。しかし寒い。
電気がいきなりついて、その明るさのありがたさを知る。最後の30分くらい、以下の番組を見る。あわてて槇の名著『山行』を少し読む。これは再放送でちゃんと見たい。4000メートル級の両側そそりたつ岩壁のナイフリッジは、テレビの画面だけで足がすくむ。この高橋という女性ディレクター、ガイドがいるとはいえ、大したもんです。

プレミアム8<紀行> 世界の名峰 グレートサミッツ 栄光と友情の山 〜スイス・アイガー〜
3月16日(水) 午後8:00〜9:30 
スイスのアルプスにあるのアイガー(3970m)。北壁は、挑んだ2人に1人が命を落とすほど厳しく、“殺人の壁”と恐れられ、悲劇が繰り返された。
1921年、未踏だった東山稜(りょう)ミッテルレギ稜から慶應義塾山岳会出身の槇有恒が、初登はんに成功。友情をはぐくんだ地元のガイドと、登山史にその名を刻んだ。“山ガール”である女性ディレクターが、異常気象に苦しみつつ、東山稜のナイフリッジをたどり、頂を目指す。

今日は、田家秀樹さんに毎日で取材。拓郎熱を伝える。ついでに今週分のサン毎の仕事も終え、帰宅。春の嵐。突風吹き荒れ、夕方からめっぽう寒くなる.国立「デ」がしばらく閉めていたが、今日は開いてて、なかをのぞくと、棚がガラガラだ。たぶん地震で崩落したのではないか。各店舗とも、6時前に閉店。停電に備えて。

古本屋チームによるバンド「BOEES」による、「三六五歩のマーチ」が聴けます。これを見れば、まあ、世の中、けっきょくどうにかなるかな、と思わされます。

昨日、福岡に住む姉から電話。「こっちでは、まだいろいろ手に入るから、ないものあったら送ってあげるよ」と。ありがたし。「まあ、当分なんとかなるから。本当に困ったら頼むわ」と返事する。そういえば、米不足のとき、姉に米を送ってもらったことがあった。また、九州の震災のとき、ぼくは久留米に足止めをくらって、飛行機の時間があったから、福岡の姉に助けを求めて、車で迎えに来てもらったことがあった。けっきょく渋滞で、まにあわず、電車が動き出したから姉には謝って電車に乗った。そんなこともあった。
買い占めを煽るものは何だろうか。昨日も書いたが、略奪ではなく、朝から並んで、ちゃんとお金を払って買っているものを非難することなどできない。ぼくだって、残っていれば買うだろう。こんなこといつまでも続かないだろう、続いたら続いたときのこと。
未曾有の災害に対しての、日本人の冷静と忍耐、あるいは互いに思いやる精神が、世界的に賞賛されているという。