手相があの人と

okatake2011-03-05

アン・サリー様の清々しい歌声で、濁った頭を清めながら。
机の上の体積から、こんなものが(写真)。おお、こんなものを買っておったか。昭和30年「小説サロン」ふろく。スターの手相を診断し、インタビュー。美空ひばりとぼくの手相が似ていることを発見。お嬢ぉー!

昨日、ナゴヤへ送った古本箱の一つは、こんな中身。売価は税込みです。
1 宝島生活暦  500
2 大雪のニューヨークを歩くには  840
3 猫の手帖 4  525
4 風の中の詩  525
5 なつかしの教科書  735
6 謎の女  525
7 風の又三郎  525
8 あれも欲しいこれも欲しい  840
9 発明発見物語  525
10 一休さん  735
11 はだしの恋唄  2,100
12 スカトロジア  840
13 土瓶と湯呑み  420
14 休み時間の英文学  840
15 キネマの哲学  1,050
16 続恥のうわぬり  525
17 現代詩大要 1,050
18 ペテルブルク浮上  840
19 さよならバードランド  1,050
20 映画の部屋のお客さま  735
21 パスカルの大きな眼  840
22 夕刊流星号  840
23 よい匂いのする一夜  735
24 路上観察学入門  840
25 コンパクトカメラの大冒険  840
26 悪のりドンファン  1,050
27 雨天炎天 1,575
28 ピーターパンとウェンディ  2,100
29 孫悟空は猿かな  1,050
30 暮しの手帖 87  525

午後、高円寺「西部展」を経て、歩いて高円寺と阿佐ヶ谷の中間点、住宅街にある料理書専門古本屋「onakagasuita」を訪問。「増補 女子の古本屋」のため、話を聞く。店主の小川綾子さんは、そうか本郷「赤門」前の古本屋「鈴木書店」(いまはない)の娘さんだったのね。「みちくさ」に出店したとき、新刊書店に勤めていたときのくせで、名札に売れたスリップを挟んでいるのを、ぼくが「なんや、よく売れているという自慢か!」と突っ込んだという。覚えてないなあ。「豪快な方だと思いました」と綾子さん。ぼくの辞書に「豪快」の文字はないのだが、そう見えたというのがおもしろい。帰りは住宅地をくねくねと阿佐ヶ谷へ。もちろん「ブ」へ寄って、国立でも「ブ」へ。ここで書肆ひねやの限定本、照井順一『こけし徘徊』という函入りを105円で買ったが、検索すれど、何もひっかかって来ない。この世に存在しない本みたい、な気分。国立「ブ」で、客と店員、そして別の客が加わって、おもしろいネタを提供してくれた。これは「オカトーーーク!」で披瀝します。