okatake2011-02-15

雪は日付が変わるぐらいに止んでいた。玄関前に深夜、小さな雪だるまを作る。前にも同じようなことをしたら、そのとき、妻と娘が「誰かがうちの前に雪だるまをつくってる。誰だろう」と騒いでて、「それ、ぼくだよ」と言ったら、むやみにウケていた。
今朝は、目の前の高校の、たぶん野球部だろうな、若者たちが早出して校門前の雪かきをしていた。うちの玄関先まで、ちゃんと雪をかいてくれた。ごくろうさん、ありがとよ。
「拓郎ナイト」の写真をくたろうさんからいただきました。おお、かっこいいじゃないの。自画自賛なのです。
吉田健一のことをあれこれ調べていて、そうだ、西村孝次がなにか書いているはず、なにしろ「批評」の同人ですからね、と『休み時間の英文学』をぱらぱらみていたら、やっぱり書いていました。この本、「英文学」のエッセイ集なんだが、同時に著者の自伝にもなっている。そのあたりがおもしろい。ジョージ・オーウェル論「男は度胸」の書き出しはこうだ。
「鰹節をけずりながら考える、男は度胸だ、かりに女は愛嬌ではないとしても」
なんとも伝法な書きっぷりで小気味よい。どこかで安く見つけたら、買っておくといいですよ。
ではでは。