スマイル

年明け、1月8日から京都みなみ会館で、「海炭市叙景」と「森崎書店の日々」が上映され、それにあわせ古本市やスタンプラリーが企画されています。ぼくは、どちらにも関わっているので、このブログをご覧の方々は、ぜひお出かけください。
http://kyoto-minamikaikan.jp/img_m/book_omote.pdf

今日は、午後、財津くんが来宅。準備中の、書店、出版、読書に関する本の取材を受けた。「野村呼文堂」という書店に反応してくれたのは、うれしかった。ぼくが少年期を過ごした枚方、駅前から続く岡本町商店街にあった書店で、いまから考えれば中規模だが、大書店に思えた。難しい話も出たが、信頼している相手なので、気持ちよく、正直に話す。

ビッグイシュー」用に、幸田文『流れる』を精読。ちょうどいまぐらいの時期、冬の物語だ。しかし、男には書けないような、緻密な描写ですね。

昨日は楽しくない話を書いてしまった。我慢がならなかったからだが、考えたら、ぼくにはイヤな奴を蹴散らすぐらい、味方がついているのだ。何をくよくよ思い悩むことがあるか。そう、思うようにならないといけない。

アン様も歌った、チャップリンの「スマイル」を。