おっと、こいつは『展覧会カタログ案内』

okatake2010-11-25

ぼくの大好きなネット古書店「風船舎」が5周年記念として、サイトにアップされた商品の20%オフ・セールを実施中。ぜひ、ごらんください。ちょっと手が出なかった品々に手が届く企画です。
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ああっ! と思ったこと。最近、二冊送ってもらって、一冊は「みちくさ」に出した『展覧会カタログ案内』(ブルース・インターアクションズ)、著者、中嶋大介くんだったんだ。これは失礼。ほんと、カバーに目をこらせば、ちゃんと著者名がある。しかし、背の著者名は帯で隠れているし、まんざら、ぼくのうかつだけではない。しかし、これは労作ですよ。ありそうでなかったんじゃないかな。展覧会カタログのカタログで、しかも研究でもあります。図版の取り入れ方がすきっと見やすく、さすが、自分でデザインをやっただけのことはある。1800円+税と定価も抑えて買いやすい。再度、ごめん、中嶋くん。これでもう、中嶋アホアホ大介、と書くのは止めます。 

自分のためにメモ。先週だったかの「オールナイト」で拓郎が喋ってたこと。「結婚しようよ」の大ヒットで、次に何を出すか。岡本おさみの「旅の宿」の詩が来たとき、ほんとうはイヤだった。つまり、結婚して、新婚旅行へ出かけた宿で、というような「つながり」に抵抗があった。それでも「旅の宿」をレコーディングするとき、よしそれじゃあ、石川鷹彦と二人でやろうと、スタジオに籠って、すべての楽器を二人で弾いて、たった二人でレコーディングをすませた。おそろしく低予算でできあがった曲が大ヒットしたのだった。こういう話が好きなんですね。坂崎とのかけあいは、じつはあんまりおもしろくないの、ぼくは。
東京新聞」日曜版に、村松友視『ギターとたくあん』に書評が載りました。今日、届いた。西荻「なずな屋」に追加補充しました。南口から少し歩いた「黒」というトンカツ屋に初めて入ったが、カウンターだけの、狭いが清潔な店で、ロースカツ定食(850円)が旨かった。適度な厚さで、やわらかくて、肉のうまみが感じられる。豚汁付きだから、これはお得な値段。

今日、吉祥寺「西友」近くのカメラ屋でデジカメのプリントを機械を操作しながらやったのだが、途中、いくら触ってもタッチパネルが作動しない。小太りの女性の店員を呼んで、「すいません、これ、どうやったら」と聞いたら、店員が触ると簡単に動く。真面目な顔で「やっぱり、ぼく、生命力が弱いせいかな。これ、寿命に関係あります?」と言ったら、妙に受けて、しばらく、店員が笑ってた。すぐ気づいて「すいません、妙にツボにハマっちゃって」と言い訳する。かぶせて「血が薄いと、こうなります?」と言うと、また受けてた。よかった。