一日を感謝する

okatake2010-11-21

無事、「雑司ヶ谷文化創造館」での第二回講座を終え、急いで移動、「みちくさ市」の店番を家内と替わり、たくさんのお客さんとコトバを交わしながら無事、着地する。売り上げは3万円くらいか。そのうち8000円は家内の作った手製文庫カバーの売り上げ。塩山御大が例によって「どうです、売れました?」と敵陣偵察に来たが、その表情を見ると、おそらく塩山さん、4万以上売ったはず。顔でわかる。お買い上げくださったみなさん、ありがとうございました。少しパラパラと雨が降ったが、まあまあ良好な一日でした。コウノにもらったカイロはまだ腰に貼ってあって温かい。
広島から財津くんが来ていて、終わってから、喫茶店で「ブックスひろしま」のことなど聞く。リーダーとして、つらい場面もあるらしく、大変だなあ。でも、ぼくは財津くんの味方です。言いたい奴には言わせておけ。
車中では、ずっと昨日「谷川」で買った関川夏央『家族の昭和』新潮文庫を読む。やっぱりおもしろい。関川夏央の文章は伝染するから注意。そのあと原稿を書くと、ちょっと乗り移る。昨日は、「デ」で久し振りにジャズのCDを7枚とバカ買いをする。これは、何かの反動でしょうね。でも、おかげで、とっかえひっかえ、楽しんでいる。安いゼイタクですよ。
「あった、あった。」は、三島由紀夫葉隠入門』を書く。この原稿が掲載されるのが、11月25日。40年前、三島が割腹自殺して果てた日なり。「龍馬伝」いよいよ、来週が最終回。9割は見たかな。こんなに熱心に見た大河ドラマは初めて。
いま、かけているのは、ミルト・ジャクソン・カルテットのヴィレッジ・ゲイト・ライブ。酒がうまい。平凡な一日を感謝する。