秋の光に山が光る

秋晴れの一日、海ねこさんの御誘いで、旅猫さんと三人で高尾山方面へハイキング。9時台一本のバスがすし詰で、あやうく置いていかれるどころだった。オイルサーディンの缶詰みたいに詰め詰めで発車。これから紅葉のシーズンで、ますますハイキング客が増える。京王バスさん、増便してください。
日影から林道を通って小仏城山の茶店で一服、というのは、前回の「海ねこ」プロデュース古本者ハイキングと同じ。ただし、今回の帰りは相模湖の方へ下りる。ほとんど人と行き交わない、静かなコースを満喫。時々木漏れ日が、色づいた木々をぽっかりそこだけ浮かび上がらせて、なんとも美しい。ちょうどつかまえたバスで相模湖駅へ。中央線は止まっていた。相模湖まで散策。人影もない、住宅街の坂路を降りていく。つぶれたボート乗り場があって、寂れた感じが、つげ義春のマンガみたいだ。いい一日だった。
近いうちに、今度は思い立った朝、一人で高尾山口から稲荷山コースで城山まで行って、日影の林道を帰るコースを歩いてみよう。下りのコースを、いかに足の負担を少なくするか、が大事だ。
帰宅して眠る。CSで映画「クライマーズ・ハイ」を見ながら夕食。「クライマーズ・ハイ」は原作も、NHKドラマ版も見ていないが、感心したところと不満なところがある。原作を読んでいないと、わからないのじゃないかと思えたところがある。主人公と子どもの関係など。
これからもう一仕事。