コルトレーン生声

okatake2010-11-10

いい天気だったなあ、こんな日は、ほんとは山日和なのだが。
午前中、近代ナリコさんの取材原稿書いて、午後西荻へ。「なずな屋」の岡崎棚、前は少ししか持っていかなかったので補充。澄ちゃんから、ばかでかい梨のおすそわけ。荻窪まで歩くことにする。明日からベルギー、オランダへ旅行する「にわとり文庫」さんと話をする。うらやましい。飛行機代8万円とかで、1、2月なら5万円と言われたらしい。いいなあ。ベルギーは自転車がいいですよ、とアドバイスしておく。店頭均一から中一コースフロク『映画物語 路傍の石』を300円で。これ、欲しかったんだ。久松静治監督版「路傍の石」をスチール入りで、小説にリライトしたもの。
「ささま」で、高田公理『自動車と人間の百年史』新潮社525円、ガーディアン・ガーデンの小冊子「仲條のフジのヤマイ」を315円で。
神田古書会館の即売会でよくお見かけするYさんから、コルトレーンの生声ソノシートをいただいた。1966年7月、来日時にTBSがインタビューしたテープによる。裏に抜粋があるのだが、「日本で何がしたいか」の質問に「もし時間があったらお寺を見たい。それから日本の音楽を聞きたい。琴の音楽を聞きたい。それから田舎に行って昔から伝わった古いものを見たい」なんて答えている。まるでお坊さんですがな。たしかにコルトレーンはジャズ僧みたいなところがあった。Yさん、ありがとう。
そうそう、西荻に着いて、うわさのタンメンのうまい店「はつね」へ行ってみたが、5、6人店の外で並んでいたので、すぐ引き返す。並んでラーメンを食うなら、カップヌードルでじゅうぶんと思っているからだ。あとで澄ちゃんに「はつね」の話をしたら、「行列? そうですか。わたし、二回ぐらい食べたけど(うーん、と小首をかしげる)」。