「文学散歩・東京探見」のサイトはよくできていて、ときどき参考にさせてもらうが、「菊坂」にこんな記述が。悪いが、ちょっと笑ってしまいました。
朝日新聞・日曜版「いわせてもらお」に投稿された記事。「樋口一葉の住まいがあった本郷菊坂に住む私たちは、日曜日ごとの文学散歩で、『一葉が金に困って最後に行き着いたどん底の土地です』と拡声器で言われ続けています。[東京都文京区・元文学少女より]」〉
そこに現在住んでる人にとって「どん底の土地」と連呼されるのは、そりゃ痛いでしょう。
国分寺駅ビルホールでの「海炭市叙景」のイベント、後半の司会進行を無事つとめ、打ち上げに出て、帰ってきた。イベントは盛況だった。「スタンバイ」を聞いてる、ぼくの回で紹介された本はすべてノートにつけている、という年輩の女性がいて、あとで話をしたら、某有名女優の姉上だった。
広瀬くんとドトールで少しお茶して、打ち上げ参加。佐藤泰志の友人、先輩、後輩など、函館出身者が異様に多い打ち上げだった。二人の女性から、司会はすばらしかったが、髪型がダメ、と言われる。その場で七三にしてみたが、「詐欺師みたいでしょう」と言うと笑ってた。
占いをやっている女性から手相を見てもらって、感情線が二本あり、女性にモテモテなので、離婚する可能性あり、好きなことを仕事にするとうまくいくタイプで、落語家などお笑いに向いているそうだ。
打ち上げに久世朋子さん(久世光彦夫人)もいらっしゃってて、ついつい「ムー」出演時代のことを思い出し、「ともちゃん」と呼んでいた。久世さん存命のころ、お宅に取材でうかがったことなど話す。魅力的な人なり。
小学館文庫『海炭市叙景』は早々と増刷が決まり、どうやら、もう一回ぐらい増刷されそうと言われ、驚く。『昔日の客』増刷といい、水嶋ヒロと初版部数は違うだろうが、とにかく今年はすごい年だった。国分寺は近くていいや。国立について、南口改札出たら、渡邊直樹さんとバッタリ。どうもどうもと挨拶して別れる。